更年期障害 治療 副作用

Sponsord Link


HRTによる更年期障害の治療における副作用

欧米で代表的な更年期障害の治療方法「ホルモン補充法」(HRT)は、卵胞ホルモン(エストロゲン)を補充しますが、エストロゲンだけを補充すると子宮内膜が増殖して子宮体がんになりやすいという副作用もあります。
エストロゲンは女性らしい身体を作るために必要なホルモンで、乳房や子宮の発達、つまり細胞の増殖のために不可欠ですが、増えすぎると乳がんや子宮体がんに罹りやすくなります。
それを抑制するためHRTではエストロゲンと共に黄体ホルモン(プロゲステロン)も服用します。
プロゲステロンにはエストロゲンの作用で厚くなった子宮内膜を剥がす作用があるため、出血するなどの副作用があります(不正出血)。
特に閉経前の女性が更年期障害の治療でHRTを行うと出血が多くなったり、生理が2度来るなどの副作用もあり、注意が必要です。
閉経後数年を経て出血を好まない女性は、出血を抑えるHRTもあるので医師に相談してみて下さい。
その他、飲み薬は肝臓を経るため、中性脂肪やCRPを増やして動脈硬化や血栓ができやすくなる副作用がありますが、貼り薬や塗り薬にはありません。

 

HRTの副作用を理解した上で更年期障害の治療を行う

そういった様々な副作用や、米国のNIHの調査結果で癌になりやすいという説(現在は否定されているようです)が信じられていて、日本においてHRTは欧米ほど普及していません。
しかし厚生労働省の調査によると、HRTは寧ろ乳がんに罹るリスクが低くなるという結果もあるぐらいです(2006年発表)。
もちろん乳がんの心配が全くないという意味ではないので、医師の指導の下、キチンと定期検診を受けた方がいいでしょう。
HRTには骨粗鬆症や認知症の予防効果もありますし、費用的にも健康保険が適用され、お財布にも優しい療法です。
副作用についての正しい知識や対処法を教えてくれる、信頼できる医師(できたら婦人科が望ましい)の指導の下で更年期障害の治療を行うようにしましょう。

Sponsord Link