更年期障害 治療 ガイドライン

Sponsord Link


ガイドラインが誤解された更年期障害の治療法---HRT

欧米に比べて日本ではホルモン補充療法(HRT)で更年期障害の治療を行う方がとても少なくて、普及率わずか2%という極端に低い割合になっています。
その原因は、どうやらHRTの紹介の段階で、正しく伝わらなかった点にあるようです。
2002年のアメリカによる実験でのWHの報告「HRTはガンになりやすい」の影響も大きいようです(その後の研究でWHIの報告は見直されてます)。
誤解を解くため、日本では2009年と2012年に日本更年期医学会と日本産科婦人科学会が共同編集・監修で「ホルモン補充療法ガイドライン」というHRTによる更年期障害の治療のガイドラインを刊行しました。
しかし、それがある新聞社によって間違った解釈をされて世間に紹介されてしまったのです。
その結果「HRTはガンになるリスクの高い危険な療法」と誤解されたまま避けられるようになったと言われています。
せっかく安心して更年期障害の治療を行うためにホルモン補充療法のガイドラインが公表されているのに、正しく伝わっていないのは残念です。
更年期障害の治療についてネットで調べると、HRTに関して肯定的な意見、否定的な意見に分かれているのも、そんなところに原因があるのかもしれません。

 

ガイドラインにそったHRTによる更年期障害の治療は安全

ホルモン補充療法(HRT)は始める前に、血液検査や婦人がん検診、乳房検査などを行い、重度の肝疾患や子宮体がん、血栓塞栓症などがある方はHRTを受ける事ができません。
さらにHRTを始めた後も、それらの定期検診を年に1〜2回行いますし、HRTを止めた後も、5年間は婦人科がん検診と乳がん検診を1〜2年に一度行う事が推奨されてます。
このようにガイドラインにそった正しい更年期障害の治療を行う限り、ホルモン補充療法はけっして危険な療法ではないのです。

Sponsord Link