更年期障害 治療 薬

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更年期障害の治療には、なぜ薬を用いるのか?

閉経(平均すると50歳頃)前後の女性は老化などによって卵巣機能が衰えて、卵胞ホルモン(エストロゲン)が不足します。
それに対して視床下部は不足する卵胞ホルモンを、もっと分泌するよう脳下垂体に命じて「性腺刺激ホルモン」を大量に分泌します。
閉経して卵胞ホルモンが全く出なくなっても視床下部は狂ったように指令を出し続けますが、運悪く視床下部は自律神経の調節も司っているのです。
また、エストロゲン自体にも自律神経を整える作用があります。
それら自律神経の不調によって起こる様々な不快な症候群、それが更年期障害なのですから、その治療方法としては、不足するエストロゲンを薬として服用したり、皮膚に塗布して補ってあげる「ホルモン補充療法(HRT)」が効果的です。

 

更年期障害治療薬の種類と投与について

まずは産科、婦人科、更年期外来などで、血液・尿検査、子宮・卵巣超音波、乳がん検診、骨量測定などの検査を受けます。
そして更年期障害と診断されてからHRTによる治療が決定します。
エストロゲン単体の錠剤・貼付剤によるこう更年期障害治療は、子宮体がん等に罹るリスクが高いので、手術などにより子宮がない方のみです。
症状が軽くて2〜3ヶ月だけエストロゲンを投与する場合は、効き目が弱い「エストリオール」が用いられます。
更年期障害の治療薬としてエストロゲンだけを用いる両方は厳密には「エストロゲン補充療法(ERT=Estrogen Replacement Therapy)と呼ばれます。
子宮がある方の場合は、乳がん・子宮内膜症・子宮内膜がん・子宮筋腫が発生しやすいエストロゲンと共に、それを抑える働きをする黄体ホルモン(プロゲステロン)も一緒に投与します。
エストロゲンとプロゲステロンが一緒に配合された錠剤として「ウェールナラ配合錠」がありますし、胃腸が弱い方のために皮膚から吸収させる貼り薬「メノエイドコンビパッチ」もあります。

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