更年期障害 治療

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更年期障害の治療にはどのような方法がありますか?

「更年期障害」とは、閉経前後(平均50歳ぐらい)10年間の年齢(45歳〜55歳ぐらい)の、主に女性が罹る病気です。
卵巣機能の低下によって女性ホルモンの一つ「卵胞ホルモン(エストロゲン)」が不足し、ホルモンバランスが崩れる事によって起こる症候群のことです。
女性ホルモンは乳房や子宮の発育を促進させるなど女性らしい身体を保つ他にも、自律神経の調子を整えたり、骨密度の維持、コレステロール調整作用などがありますが、それが不足するため、様々な不定愁訴を女性に引き起こすのです。
その症状は例えば、イライラしたり、のぼせたり、めまいや動悸、激しい発汗、便秘・下痢、うつ状態になったりと、各個人によって表れる症状の種類や、度合いが異なります。
人によっては、更年期障害の症状がほとんど出ないで閉経を迎えるケースもあります。
更年期の女性の2,3割の方が「更年期障害」と診断されるのですが、すると7割の女性は更年期障害ではないと事になります。
しかし全く症状がない女性は全体の1割ぐらいしかいないそうなので、9割の女性には何らかの不調が出ているのです。
そうした状況から、個人の性格や気質、生活環境の違いも更年期障害の原因と言われています。
症状を気にしすぎる人は、症状も増幅しがちかもしれません。

 

そんな更年期障害の治療としては、最大の要因であるエストロゲン不足を補ってあげる方法が、まず挙げられます。(ホルモン補充療法=HRT)
このホルモン補充療法では、主に顔のほてりなど自律神経失調症に関する症状改善に効果があります。
その他の治療方法としては、抗うつ剤や睡眠導入剤など、人によって異なる更年期障害を引き起こす要因や症状に応じたものや、症状に対する漢方療法、個人の性格や気質を調整するための「心理療法
」などが試みられる場合もあります。

更年期障害の治療費はどのぐらい必要ですか?

更年期障害の治療というと、まず「ホルモン補充療法」(HRT=hormone replacement therapyの略)が挙げられます。
卵胞ホルモン(エストロゲン)の補充には、飲み薬と貼り薬(パッチ剤)・塗り薬(ゲル剤)を用いる方法があります。
費用としては飲み薬が3,000円から、貼り薬が5,000〜7,000円ぐらいです。
パッチ剤や塗布剤は、エストロゲンが皮膚を通じて毛細血管から直接体内に吸収されるため、胃腸や肝臓に問題がある方には便利ですし、肝臓に負担がかかったり動脈硬化や血栓になりにくいという優れた特徴があります。
エストロゲンの服用によって子宮体癌に罹りやすくなるリスクを回避するため、よく併せて服用する黄体ホルモン(プロゲステロン)にはパッチ剤がないため、飲み薬のみとなります。
エストロゲンとプロゲステロンの両方を摂取できる、便利なパッチ剤(メノエイド)もありますので、内臓機能が弱い方の場合、そちらの方がオススメです。

 

欧米では更年期障害に苦しむ多くの女性がHRTを受けているのですが、日本ではまだ少ないようです。
HRTにはお金がかかるという印象をもたれている方が多いかもしれませんが、実際にいくらかかるものでしょうか?
予防や美容ではなく、症状が出ていて、医師から更年期障害と診断された場合の治療には健康保険が適用されます。
初診料、各種検査代、薬代を合わせて初回で数千円〜1万円、それ以降は800円〜1500円程度ですから、負担も軽くていいですね。
保険診療より時間的余裕を求めて自由診療を受ける場合、まず初診料が3千〜5千円、検査費用が3万〜5万円かかりますし、薬代(ホルモン補充)も3万〜5万円ぐらいかかってしまうので注意が必要です。
いずれにしても、更年期症状の諸症状が緩和されるHRTは、効率が良い事は間違いないようです。

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